3回目、4回目の鼻の再手術 — 「何回目か」ではなく、何を見て判断するのか

執筆: EDITION Plastic Surgery | 公開日: 2026/10/6

鼻の再手術を何度か受けてきて、もう一度手術ができるのか不安な方へ。回数ではなく前の手術による組織の損傷で判断する理由、3D CTで確認すること、再手術で大切にしている考え方を、ソウル・江南のエディション美容外科がまとめました。

こんにちは、ソウル・江南のエディション美容外科です。鼻の再手術をすでに二度、三度と受けてきて、「もう一度手術をしても大丈夫なのか」「何回までなら受けられるのか」と迷っている方に向けて書きました。

先に結論をお伝えします。当院は、再手術を回数で線引きしていません。病院としての回答は「回数よりも、前の手術による損傷の程度によって変わる」です。何度目の手術であっても、手術前の3D CTと診察で組織の状態を確かめ、そのうえで手術ができるか、どこまで作り直すかを判断します。

なぜ「回数」で決めないのですか

同じ「3回目」でも、これまでの手術の内容、入っているプロテーゼ、組織の傷み方は一人ひとり違います。回数だけでは、今の鼻の中がどうなっているかはわかりません。そのため当院では、回数ではなく、組織の状態を判断の軸にしています。

参考までに、当院の相談のうち再手術の相談が占める割合は82%です(2025年1〜12月、当院の相談統計による自己集計)。数字は相談の内訳を示すもので、手術の結果を示すものではありません。

再手術で、まず何を確認しますか

手術前に3D CT(HDX WILL)で鼻の中の骨と軟骨の構造を撮影し、以前のプロテーゼの位置や拘縮(手術後に鼻が硬く縮んだ状態)の状態を確認します。手術を重ねた鼻では、外から見える形と中の状態が一致しないこともあります。

確認すること判断にどう使うか
以前のプロテーゼの位置と素材取り出すときの手順と注意点を決める
拘縮の状態作り直す範囲を考える
皮膚や軟部組織の厚み使う材料と、仕上がりの限界を考える
使える軟骨が残っているか自家肋軟骨などを使うかどうかを考える

以前のプロテーゼは、シリコンでもゴアテックス(ePTFE)でも、再手術では基本的に取り出します。院長は「ゴアテックスはシリコンより取り出すのが難しく、皮膚が薄くなることがあるため、手術のときにより注意を払う必要があります」と話しています(相談での回答を日本語に訳したもの)。

再手術で大切にしていることは何ですか

エディション美容外科では、再手術について次の四つを大切にしています。

剥離(癒着した組織をはがすこと)については、組織の損傷をできるだけ少なくする繊細な剥離を原則にしています。手術を重ねた鼻ほど、この点が仕上がりと回復に関わります。

何度目かの再手術では、どのような材料を使いますか

当院の鼻の再手術では、自家肋軟骨を用いて拘縮・左右差・仕上がりへの不満を修正しています。鼻中隔軟骨は以前の手術ですでに使われている場合があり、そのときは肋軟骨や真皮を考えます。鼻筋の高さを出すためにプロテーゼを組み合わせることもあります。どれを使うかは、CTと診察の結果で決めます。

体調について、気をつけることはありますか

何度目かの再手術で、腫れや内出血を心配される方もいるでしょう。院長は相談で「手術を受ける方の健康状態も大切です。体調がよく元気なときに手術を受けると、回復も早くなります」と話しています(相談での回答を日本語に訳したもの)。手術の前には、2週間の禁煙と、オメガ3・ビタミン剤・紅参(高麗人参)の1週間前からの中止をお願いしています。

日本から来る場合の帰国日は、手術の方法が決まってからカウンセリングで一緒に決めます。手術時間は1.5〜3.5時間、仕事など社会生活への復帰の目安は術後7日です(当院の鼻の手術での目安で、手術の内容や回復の早さによって変わります)。

手術の前に知っておきたいリスクは何ですか

程度や続く期間には個人差があります。

よくある質問

Q1) 他院で何度も手術を受けています。相談できますか?

A1) できます。これまでの手術の時期と回数を、わかる範囲でお知らせください。記録がなくても、3D CTで今の状態を確認するところから始めます。

Q2) 手術が難しいと判断されることはありますか?

A2) 組織の損傷の程度によっては、仕上がりに限界があることを含めてご説明します。手術ができるかどうか、どこまで作り直せるかは、CTと診察で判断します。

Q3) 前回の手術から、どのくらい空ければよいですか?

A3) 時期も組織の状態によって変わるため、CTと診察で確認したうえでお答えします。

Q4) 費用はいつわかりますか?

A4) CTで鼻の中の状態を確認し、手術の方法が決まった段階でお伝えします。おおよその費用のご相談は、カウンセリング担当の室長が承ります。

カウンセリングと手術は、誰が担当しますか

診察・手術の相談、執刀、術後の経過観察は、韓国の形成外科専門医であるハン・デヒ(한대희)院長本人が行い、費用のご案内はカウンセリング担当の室長が行います。クリニックは江南駅10番出口から徒歩1分です。

担当医について

ハン・デヒ(한대희)院長 — エディション美容外科 代表院長(ソウル・江南)

  • 韓国の形成外科専門医(専門医資格 第2045号・2014年取得)/医師免許 第100394号 — 医師としての診療経歴18年
  • 亜洲大学校医科大学 修士/亜洲大学校病院 形成外科で専門医研修
  • 台湾・長庚記念病院 頭蓋顔面センター 研修(2013年)/米国フロリダ大学 IFAAS Mini Fellowship(2016年)
  • 主な担当:鼻の再手術・鼻整形・目元の整形・糸リフトなど

最終更新日:2026年10月6日

自由診療に関するご案内

※自由診療です。鼻の再手術(自家肋軟骨・プロテーゼ除去)では、腫れ、内出血、鼻づまり、鼻先の感覚の鈍さ、プロテーゼと鼻先の間の段差、左右差、感染、肋軟骨採取部位の痛みや傷跡などが生じる可能性があり、以前の手術による組織の損傷の程度によっては結果に限界がある場合があります。程度や期間には個人差があります。詳しくは診察時に医師がご説明します。