糸リフトとボトックス・コラーゲンブースター・高周波の併用 ― いつ検討するのか

執筆: EDITION Plastic Surgery | 公開日: 2026/9/29

糸リフトとの併用は、最初から決まったセットではなく診断の結果として選ぶものです。筋肉の緊張にはボトックス、ボリュームの減少にはコラーゲンブースター、肌のハリの低下には高周波など、それぞれが扱う層の違いと、術後の施術間隔の目安をまとめました。

糸リフトと一緒にボトックスや肌の施術をすすめられて、「本当に必要なのだろうか」と迷う方は少なくありません。エディション美容外科の考え方ははっきりしていて、併用は診断の結果として必要なときに検討するものであり、糸リフトに最初から付いてくるセットではありません。たるみだけが悩みであれば、糸リフト単独で十分なことも多くあります。

併用を考える場面は、大きく三つに分かれます。下顔面の筋肉の緊張がラインに影響している場合のボトックス、ボリュームの減少を伴う場合のコラーゲンブースター、肌そのもののハリの低下を伴う場合の高周波(サーマクールなど)やスキンブースターです。このページでは、それぞれがどんな悩みを受け持ち、糸リフトとどう役割を分けるのかを順に説明します。

併用の判断は、施術メニューの中から選ぶところではなく、顔の問題を原因ごとに分けるところから始まります。糸リフトが担うのは、下がった組織の位置を動かすこと。筋肉の緊張、減ったボリューム、肌のハリはそれぞれ別の層の問題で、診断でそれが見つかったときにだけ、対応する施術を計画に加えます。糸リフトのあとにウルセラや高周波の施術を受けるなら、4〜6週間の回復期間をおくのが一般的な目安です。

糸リフトだけで足りるのは、どんな場合ですか

悩みの中心がたるみ、つまり組織の位置が下がったことにあるなら、糸リフト単独で十分なことが多くあります。併用が増えるほど、費用も回復の負担も重なっていきます。必要のない併用はしない、というのが出発点です。

エディション美容外科では、たるみの原因を、肌そのもののハリの低下、脂肪の位置の変化、組織を支える靭帯(リガメント)のゆるみ、という三つに分けて診断します。この過程で筋肉の緊張やボリュームの減少、肌のハリの低下が一緒に見つかったときに、はじめて併用が話題にのぼります。

それぞれの施術は、何を扱うのですか

糸リフトは糸で組織を物理的に引き上げる施術で、ウルセラやサーマクールは熱エネルギーで皮膚の層を刺激する施術です。仕組みも目的も違うため、組み合わせることはあっても、順序と間隔を考える必要があります。扱う対象を並べると、次のようになります。

施術主に扱うもの併用を検討する状態
糸リフト下がった組織の位置たるみが主な悩み(単独で足りることが多い)
ボトックス過度に緊張した筋肉口角・あご先・フェイスラインの筋肉がラインに影響している
コラーゲンブースター減ったボリュームたるみと同時に、こけやへこみがある
高周波(サーマクールなど)・スキンブースター肌そのもののハリ肌が薄くなり、ハリの低下を伴う
超音波(ウルセラ)熱エネルギーによる皮膚の層への刺激目的が異なるため、順序と間隔を決めて検討する

ボトックスは、どんなときに一緒に考えますか

下顔面の筋肉の緊張が、ラインが崩れる一因になっているときです。糸リフトが組織を動かす施術だとすれば、ボトックスは緊張しすぎた筋肉をゆるめる施術で、扱う層が異なります。筋肉に原因がある顔では、糸だけではラインが整いきらないことがあります。

エディション美容外科で糸リフトと合わせて検討するのは、口角、あご先(梅干しのような凹凸が出る部分)、フェイスラインです。たとえば口元のたるみで糸リフトを計画していても、口角を下に引く筋肉の力が強い場合は、糸で組織を引き上げると同時に筋肉の引く力を弱める方法を検討することがあります。

コラーゲンブースターが加わるのは、どんな顔ですか

たるみと同時にボリュームの減少がある場合です。年齢とともに起こる変化は下がることだけではなく、脂肪や組織の量そのものが減ってこけて見える変化も一緒に進みます。引き上げる施術は位置を整えることはできても、減ったボリュームを補うことはできません。

わかりやすい例がほうれい線です。ほうれい線はたるみではなくボリュームのへこみが原因のことも多く、たるみとへこみを一緒に評価したうえで、必要ならボリュームを補う施術を組み合わせます。コラーゲンブースターはその選択肢のひとつです。ボリュームの問題が大部分であれば、糸リフトを行わずにボリュームの補正だけを行うという結論もありえます。

高周波やスキンブースターを話題にするのは、なぜですか

肌そのもののハリが落ちている場合があるからです。糸リフトの中心は、組織の位置を動かすことにあります。溶ける糸がコラーゲンの生成を促し、ハリの改善につながる面もありますが、肌のハリそのものの低下が主な悩みであれば、組織を動かしたあとも表面のゆるみが気になることがあります。そのときに、高周波の施術やスキンブースターでハリを補う方法を検討します。

エディション美容外科では、リフティングはハン・デヒ代表院長が、肌・プチ施術はチャン・ジェフン院長が受け持ちます。担当は分かれていても、ひとつの顔の計画として調整します。ハリを補う施術が必要かどうか、必要ならどれが合うかは、肌の厚みと状態を見て決めるもので、すべての糸リフトに付いてくる手順ではありません。

糸リフトのあと、ウルセラや高周波はいつから受けられますか

糸リフトのあとに超音波(ウルセラ)を受けるのは4〜6週間の回復をおいてから、高周波リフティングも少なくとも4〜6週間あけるのが一般的な目安です。糸が組織の中で落ち着く時期を過ぎてからエネルギー系の施術を受けるほうが安全だからです。実際のタイミングは、経過を見たうえで担当医と相談して決めます。

複数の施術を予定しているなら、回復中の注意事項も一緒に考えておきましょう。糸リフト後の激しい運動・飲酒・サウナは約2週間、顔に強い圧をかけるケアは3か月ほど控えます。それぞれの回復期間が重ならないよう、先にカレンダーを組んでおくことが大切です。

併用をすすめられたら、何を確認すればよいですか

確認することはひとつです。すすめられた施術ごとに、「自分の顔のどの問題に対するものか」を聞いてみてください。答えが診断と結びついていれば必要な併用であり、結びつかないなら急いで決める必要はありません。

糸リフトのあとは1〜3か月かけて組織が安定し、自然になじんでいきます。一部の併用は、その経過を見てから判断しても遅くありません。ソウル・江南駅10番出口から徒歩1分のエディション美容外科では、カウンセリングの段階でこの順序を説明しています。

よくある質問

糸リフトを受けるなら、ボトックスも一緒にしたほうがよいですか。

必ずしもそうではありません。ボトックスは下顔面の筋肉の緊張がラインに影響している場合に検討するもので、糸リフトの標準の組み合わせではありません。筋肉の問題がなければ不要です。

糸リフトのあと、ウルセラはどのくらいあければよいですか。

4〜6週間の回復後が一般的な目安です。実際の時期は、経過を確認したうえで担当医と決めます。

ほうれい線が気になります。糸リフトとフィラーのどちらがよいですか。

ほうれい線はたるみよりボリュームのへこみが原因のことも多いため、まず原因を見分けます。へこみが中心ならボリュームを補う方法、たるみが中心なら糸リフト、両方あれば組み合わせを検討します。

肌のハリの施術も、糸リフトと同じ医師が担当しますか。

エディション美容外科では、リフティングはハン・デヒ代表院長、肌・プチ施術はチャン・ジェフン院長が担当し、ひとつの計画の中で調整します。

併用するかどうかは、いつ決めるのですか。

カウンセリングで原因を診断した段階で方向を決めます。一部は、糸リフト後の経過を見てから判断することもあります。

監修医について

ハン・デヒ院長(Dae-hee Han, MD) — 形成外科専門医(専門医 第2045号・2014年3月3日取得/医師免許 第100394号・2009年2月26日取得)。亜洲大学校医科大学 修士。台湾・長庚記念病院 顱顔面センターにて研修(2013年)、米国フロリダ大学 IFAAS Mini Fellowship(2016年)。カウンセリング・施術・経過確認は院長本人が行い、費用のご案内はカウンセリング担当者が行います。

最終確認日:2026-09-28

クリニック情報

エディション美容外科(Edition Plastic Surgery Clinic & Dermatology)
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TEL +82-2-591-0100 ・ editionprs@gmail.com
診療時間:月〜金 10:00〜19:00 ・ 土 10:00〜17:00 ・ 日曜・祝日休診

ご注意

結果には個人差があります。出血・感染・腫れ・左右差・瘢痕などが生じることがあります。専門医による十分なカウンセリングを受けたうえでご判断ください。

このページは一般的な医療情報であり、診断や特定の結果を約束するものではありません。費用は対面でのカウンセリング後にご案内します。